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有価証券報告書(第159期) IRライブラリ | 日本カーボン株式会社 securities himatsu

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(1)

 

 

(金融商品取引法第24条第1項に基づく報告書)

事業年度 自 平成29年1月1日 (第159期) 至 平成29年12月31日

(2)

 

第159期(自平成29年1月1日

至平成29年12月31日)

 

1 本書は金融商品取引法第24条第1項に基づく有価証券報告書を、同法第 27条の30の2に規定する開示用電子情報処理組織(EDINET)を使用し提出し たデータに目次及び頁を付して出力・印刷 したものであります。

2 本書には、上記の方法により提出した 有価証券報告書に添付された監査 報告書及び上記の有価証券報告書と併せて 提出した内部統制報告書・確認 書を末尾に綴じ込んでおります。

 

(3)

       

  頁

 第159期 有価証券報告書  

【表紙】 ……… 1 第一部 【企業情報】……… 2 第1 【企業の概況】……… 2 1 【主要な経営指標等の推移】……… 2 2 【沿革】……… 4 3 【事業の内容】……… 5 4 【関係会社の状況】……… 7 5 【従業員の状況】……… 8 第2 【事業の状況】……… 9 1 【業績等の概要】……… 9

2 【生産、受注及び販売の状況】……… 11

3 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】……… 12

4 【事業等のリスク】……… 13

5 【経営上の重要な契約等】……… 13

6 【研究開発活動】……… 13

7 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】……… 14

第3 【設備の状況】……… 16

1 【設備投資等の概要】……… 16

2 【主要な設備の状況】……… 16

3 【設備の新設、除却等の計画】……… 18

第4 【提出会社の状況】……… 19

1 【株式等の状況】……… 19

2 【自己株式の取得等の状況】……… 25

3 【配当政策】……… 26

4 【株価の推移】……… 26

5 【役員の状況】……… 27

6 【コーポレート・ガバナンスの状況等】……… 29

第5 【経理の状況】……… 38

1 【連結財務諸表等】……… 39

2 【財務諸表等】……… 78

第6 【提出会社の株式事務の概要】……… 91

(4)

【表紙】

 

【提出書類】 有価証券報告書

【根拠条文】 金融商品取引法第24条第1項

【提出先】 関東財務局長

【提出日】 平成30年3月28日

【事業年度】 第159期(自 平成29年1月1日 至 平成29年12月31日)

【会社名】 日本カーボン株式会社

【英訳名】 Nippon Carbon Co., Ltd.

【代表者の役職氏名】 代表取締役社長 宮下 尚史

【本店の所在の場所】 東京都中央区京橋二丁目14番1号

【電話番号】 03(6862)6110(大代表)

【事務連絡者氏名】 執行役員 業務統括部長 今井 浩二

【最寄りの連絡場所】 東京都中央区京橋二丁目14番1号

【電話番号】 03(6862)6110(大代表)

【事務連絡者氏名】 執行役員 業務統括部長 今井 浩二

【縦覧に供する場所】 日本カーボン株式会社大阪支店

(大阪市北区西天満4丁目11番22号(阪神神明ビル内))

株式会社東京証券取引所

(東京都中央区日本橋兜町2番1号)

(5)

第一部【企業情報】

第1【企業の概況】

1【主要な経営指標等の推移】 (1)連結経営指標等

回次 第155期 第156期 第157期 第158期 第159期 決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月 売上高 (百万円) 30,439 29,580 28,891 22,903 27,964 経常利益又は経常損失(△) (百万円) 921 1,518 1,884 △570 2,997 親会社株主に帰属する当期純

利益又は親会社株主に帰属す る当期純損失(△)

(百万円) 694 802 1,076 △5,413 2,961

包括利益 (百万円) 1,579 1,305 1,216 △5,226 3,830 純資産額 (百万円) 36,103 36,690 36,617 30,810 33,906 総資産額 (百万円) 56,391 57,114 59,043 53,895 57,656 1株当たり純資産額 (円) 272.81 277.29 283.82 2,293.67 2,553.20 1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円) 6.11 7.06 9.51 △488.10 267.71 潜在株式調整後

1株当たり当期純利益金額

(円) - - - - - 自己資本比率 (%) 55.0 55.2 53.3 47.2 48.9 自己資本利益率 (%) 2.27 2.57 3.42 △19.02 11.04 株価収益率 (倍) 32.41 32.44 32.18 △4.65 18.94 営業活動による

キャッシュ・フロー

(百万円) 2,624 4,319 3,827 2,370 3,876 投資活動による

キャッシュ・フロー

(百万円) △899 △825 △526 △6,136 △1,498 財務活動による

キャッシュ・フロー

(百万円) △2,236 △1,362 △740 3,501 △1,349 現金及び現金同等物

の期末残高

(百万円) 5,914 8,048 10,685 10,408 11,441 従業員数

(名)

530 537 574 591 614 (外、平均臨時雇用者数) (101) (90) (94) (90) (78)

(注)1.売上高には消費税等は含んでおりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 3.当社は、平成29年3月29日開催の第158回定時株主総会決議に基づき、「株式給付信託(BBT)」を導入

(6)

(2)提出会社の経営指標等

回次 第155期 第156期 第157期 第158期 第159期 決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月 売上高 (百万円) 20,987 19,425 18,789 12,906 15,738 経常利益又は経常損失(△) (百万円) 274 971 1,266 △1,390 1,827 当期純利益又は当期純損失

(△)

(百万円) 479 624 1,063 △5,778 2,507 資本金 (百万円) 7,402 7,402 7,402 7,402 7,402 発行済株式総数 (千株) 118,325 118,325 118,325 11,832 11,832 純資産額 (百万円) 28,967 29,367 29,322 22,985 25,308 総資産額 (百万円) 41,647 41,966 40,720 31,908 35,244 1株当たり純資産額 (円) 254.78 258.44 264.38 2,072.55 2,291.70 1株当たり配当額

(円)

5.00 5.00 5.00 5.00 50.00 (内1株当たり中間配当額) (-) (-) (-) (-) (-) 1株当たり当期純利益又は

1株当たり当期純損失(△)

(円) 4.22 5.49 9.40 △521.01 226.71 潜在株式調整後

1株当たり当期純利益金額

(円) - - - - - 自己資本比率 (%) 69.6 70.0 72.0 72.0 71.8 自己資本利益率 (%) 1.67 2.14 3.62 △22.09 10.39 株価収益率 (倍) 46.90 41.70 32.55 △4.36 22.36 配当性向 (%) 118.48 91.07 53.19 △9.60 22.05 従業員数

(名)

145 143 147 148 169 (外、平均臨時雇用者数) (52) (47) (49) (47) (44)

(注)1.売上高には消費税等は含んでおりません。

2.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。 3.当社は、平成29年3月29日開催の第158回定時株主総会決議に基づき、「株式給付信託(BBT)」を導入

しております。(詳細については「第5 経理の状況 2 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項 重要な 会計方針」に記載しております。)これに伴い、当事業年度の1株当たり純資産額の算定上、株式給付信託 (BBT)が保有する当社株式を期末発行済株式総数から控除しております。また、当事業年度の1株当たり 当期純利益金額の算定上の基礎となる普通株式の期中平均株式数については、株式給付信託(BBT)が保有 する当社株式を控除しております。

(7)

2【沿革】

提出会社は大正4年12月20日、日本カーボン株式会社(以下、「当社」という。)の商号をもっ て、横浜市神奈川町に資本金10万円で設立し、天然黒鉛電極の製造を開始いたしました。

大正6年 横浜山手工場建設。

昭和2年 我が国最初の人造黒鉛電極製造に成功。 昭和7年 電動機用電刷子の完成。

昭和8年 電解板製造のため山梨工場を建設。

昭和9年 製鋼用人造黒鉛電極製造のため富山工場を建設。

昭和13年 横浜海岸工場建設、電刷子等高級炭素製品用素材の大量生産開始。 昭和22年 本社を東京に移転。

昭和24年 化学構造材料用不浸透黒鉛(レスボン)の工業化に成功。 東京証券取引所に上場。

昭和36年 人造黒鉛電極増産のため富山工場の設備合理化並びに拡充開始。 昭和37年 炭素繊維(カーボロン)の工業化に成功。

昭和41年 ロータリーエンジン用アペックスシールの完成。

滋賀工場(人造黒鉛電極製造)第1期工事完成、子会社新日本カーボン株式会社とし て分離。

昭和45年 高強度・高弾性炭素繊維(カーボロン-Z)の販売開始。

昭和58年 炭化けい素連続繊維(ニカロン)の製造技術を確立し、生産開始。 昭和60年 デミング賞実施賞を受賞。

昭和62年 高機能摺動材(SCカーボン)加工工場として白河工場稼働開始。

平成6年 リチウムイオン電池用負極材の販売開始。

平成7年 電子線照射法による超耐熱性炭化けい素連 続繊維(ハイニカロン)の工業化に成功。 平成11年 子会社新日本カーボン株式会社(資本金9億円)を合併し滋賀工場として稼働。 平成12年 横浜テクニカルセンター閉鎖。

平成13年 子会社日本カーボンセラム株式会社と子会社山形カーボン精工株式会社の合併により 山形カーボン株式会社を設立。

平成14年 子会社山梨カーボン株式会社及び子会社日本カーボン商事株式会社を吸収合併。 子会社精工管理株式会社を分割会社とし、子会社日本カーボン精工株式会社を新設会 社とする会社分割を実施。

平成15年 特殊炭素製品事業を会社分割により、子会社新日本テクノカーボン株式会社に承継す る事業統合を実施。

平成17年 関連会社日本カーボン・ローレンヌ株式会社を設立。 平成20年 子会社日本カーボン精工株式会社を清算。

子会社山形カーボン株式会社を東北テクノカーボン株式会社に社名を変更。 子会社精工管理株式会社を吸収合併。

平成22年 関連会社日本カーボン・ローレンヌ株式会社を日本カーボン・メルセン株式会社に社 名を変更。

平成24年 子会社NGSアドバンストファイバー株式 会社を設立。 平成27年

平成28年

創立100周年。本社を東京都中央区八丁堀より東京都中央区京橋に移転。 KOGO Kornmeyer Graphit社の株式を取得し関連会社化。

(8)

3【事業の内容】

当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社9社及び関連会社2社で構成され、炭 素製品及び炭化けい素製品の製造及び販売を主な事業内容とし、産業機械製造及 び修理、不動産賃貸 等の事業活動を展開しております 。当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は 次のとおりです。

○炭素製品関連

炭素製品の素材製造…当社及び連結子会社新日本テクノカーボン㈱が素材を製造しておりま す。

炭素製品の加工………当社が加工するほか、連結子会社日本カーボンエンジニアリング㈱に おいて加工し、当社で仕入れております。連結子会社新日本テクノカ ーボン㈱が加工するほか、連結子会社九州炭素工業㈱、京阪炭素工業 ㈱及び東北テクノカーボン㈱において加工し、当社及 び新日本テクノ カーボン㈱で仕入れております。また、持分法適用関連会社Nippon Kornmeyer Carbon Group社において加工しております。

炭素製品の販売………当社が販売するほか、連結子会社新日本テクノカーボン㈱及び中央炭 素股份有限公司が当社の製品等を販売し、当社及び中央炭素股份有限 公司が新日本テクノカーボン㈱の製品を販売しております。また、持 分法適用関連会社Nippon Kornmeyer Carbon Group社が製品を販売して おります。

○炭化 けい素製品関連……連結子会社NGSアドバンストファイバー㈱が素材を製造し、加工 し、製品を販売しております。

○その他………当社が不動産賃貸の事業を行っております。また、連結子会社日本カ ーボンエンジニアリング㈱は、産業機械製造及び修理の事業を行って おります。

(9)
(10)

4【関係会社の状況】

名称 住所 資本金

主要な事業 の内容

議決権 の 所有割合

(%)

関係内容 役員の

兼任等 (名)

資金援助 関係

営業上の取引関係 (連結子会社)      

新日本テクノカーボン㈱

宮城県黒川郡 大郷町

493 百万円

炭素製品の販売 及び製造

50 兼任

4(1)

製品の販売及び 購入

日本カーボンエンジニアリング㈱ 富山県富山市

48 百万円

炭素製品の製造 機械器具の販売 及び製造

100 兼任

4(1)

保証債務 200百万円

素材の販売 製品の購入 機械設備工事の 委託

九州炭素工業㈱

福岡県糟屋郡 宇美町

18 百万円

炭素製品の製造

50 (50)

兼任 1(-)

- - 京阪炭素工業㈱ 三重県伊賀市

40 百万円

炭素製品の製造

50 (50)

兼任 2(-)

- 加工の委託 中央炭素股份有限公司

中華民国 台北市

23 百万NTドル

炭素製品の販売 及び製造

60 兼任

8(-)

- 製品の販売 東北テクノカーボン㈱

宮城県黒川郡 大郷町

60 百万円

炭素製品の製造

50 (50)

兼任 -(-)

- 加工の委託 ㈱日花園

滋賀県 近江八幡市

16 百万円

その他 100 兼任

4(-)

- - NGSアドバンストファイバー㈱ 富山県富山市

1,150 百万円

炭化けい素製品 の販売及び製造

50 兼任

3(3)

保証債務 3,175百万

円 -                        

(持分法適用関連会社)      

Nippon Kornmeyer Carbon Group GmbH

ドイツ

デュッセルドルフ市

5 万ユーロ

炭素製品の製造 及び販売

49 兼任

1(-)

 

製品の販売 加工の委託

(注)1.「議決権の所有割合」の( )内は、間接所有割合で内数であります。 2.「役員の兼任等」の( )内は、当社の役員の人数で内数であります。

3.債務保証については、「第5経理の状況 2財務諸表等(1)財務諸表 注記事項(貸借対照表関係)3偶発 債務」をご参照下さい。

4.上記連結子会社のうち、有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

5.新日本テクノカーボン㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める 割合が10%を超えております。

主要な損益情報等 ① 売上高 9,939 百万円 ② 経常利益 454 〃 ③ 当期純利益 447 〃 ④ 純資産額 5,920 〃 ⑤ 総資産額 12,706 〃 6.上記以外に非連結子会社が1社及び関連会社が1社あります。

(11)

5【従業員の状況】 (1)連結会社の状況

平成29年12月31日現在  

セグメントの名称 従業員数(名)

炭素製品関連 524(70) 炭化けい素製品関連 49 (4)

その他 41 (4)

合計 614(78) (注)1 従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。

2 従業員数は当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)から当社グループ外への出向者を除き、当社グ ループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員数であります。

 

(2)提出会社の状況

平成29年12月31日現在  

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円) 169(44) 42.8 18.0 6,214  

セグメントの名称 従業員数(名)

炭素製品関連 169(44)

その他 -(-)

合計 169(44) (注)1 平均年間給与は時間外手当及び賞与を含む税込額であります。

2 定年は、満60歳で、退職期日は、満60歳到達日直後の4月又は、10月末日であります。

3 従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 4 従業員数は当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員数であります。  

(3)労働組合の状況

当社グループにおいては、当社及び国内連結子会社2社で労働組合が組織されております。 なお、労使関係について、特に記載すべき事項はありません。

(12)

第2【事業の状況】

1【業績等の概要】 (1)業績

当連結会計年度の わが国経済は、世界的 に好調なIT需要、堅調 に拡大するインバウンド 需要に より輸出 ・生産活動は緩やかに 回復し、企業収益は改善傾向が 持続いたしました。雇用情勢 は改 善 しており、賃金上昇圧力もあって、個人消費は底堅く推移しました。

ま た、世界経済は 、米国では、個人消費 は底堅く推移し、設備投 資は緩やかな回復傾向が 持続し ました。 欧州では、輸出が牽引役 と なり緩やかな回復を持続しまし たが、ユーロ高が懸念材料 と な っておりま す。中国では、個人消費 と輸出は堅調に拡大する一方、 政府による構造改革の推進 が企 業の重石となり、緩やかな減速となりました。

当社グループの主要 関連業界であります 鉄鋼産業は、国内外 とも に鉄鋼需要は堅調に推移 いた し ました。半 導体関連産業は、スマー トフォン、自動車、産業用機器 など様々なものに半導体 が使 用 され、需要は好調に推移しました。

こ の よ う な 状 況 の 中 、 当 社 グ ル ー プ を 取 り 巻 く 事 業 環 境 は 、 電 極 製 品 の 市 況 等 の 改 善 傾 向 が 見 え、また 昨 年よりグループ一丸 とな って取り組んできたセグメント 別事業の最適化や原価低減等 の 効果が見られました。

こ の他、企業市民 とし てコンプライアンス体制の一層の強化 ・拡充と、最良の製品を通して 広く 社会に貢献すべく品質管理の徹底を推進してまいりました。

こ の結 果 、 当 連 結 会 計 年 度 の 売 上 高 は 、 前 年 同 期 比 22.1 % 増 の 2 79億 6 千 4百 万 円 ( 単 体 は前 年 同 期 比 21. 9% 増 の 157 億 3千 8百 万 円 )と な り ま し た 。 損 益 面に つ き ま し て は 、 製 造 コ ス ト や 販 売 費 及 び一般管理費 の低減により、経常利益は29億9千7百万円(前年同期 は経常損失5億7千万 円)(単体 は 18 億 2千 7百 万 円 の 経常 利 益 、 前 年 同 期 は 経 常 損 失 13 億 9千 万 円 ) 、 親 会 社 株 主 に 帰 属 す る 当 期 純 利益は、29億6千1百万 円(前 年同期は54億1千3百万円の親会社株主に帰属する 当期純損失)(単体 は25億7百万円の当期純利益、前年同期は57億7千8百万円の当期純損失)となりました。

セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

(炭素製品関連事業)

電 極部門は、近年、電 極の需要の低迷 が続き、大幅な売価の 下落 等、厳しい状況の中、事業体 制 改善を進 め てきました。しかしなが ら、中国における大きな電極需 要を端として、事業環境 が一変 し、電極市 場全体として需給のひっ 迫及び売価の上昇の傾向が 見え始めました。一方で、主要原 材 料はタイトとなり、原料価格の急騰が続いております。

フ ァインカーボン部門については、半導体 市場の好調により 、炭 素繊維製品および特殊炭素材 料 の販売は 堅 調に推移しました。 リチ ウムイオン電池負極材について は、中国の環境対策により 原 料 価格は上昇しましたが、販売は堅調に推移しました。

こ の 結 果 、売 上 高 は 251 億 1千 6百 万 円 ( 前 年 同 期 比 1 9.7% 増 ) 、 営 業 利 益 は 2 2億 3千 7百 万 円 ( 前 年同期は営業損失10億4千7百万円)となりました。

 

(炭化けい素製品関連事業)

炭 化けい素連続繊 維の製造・販売は堅調 に推移しております 。新 設した第2工場は、本格操業 の 準 備 は 整 い ま し た が 、 本 格 操 業 に 向 け た 費 用 が 増 加 し 、 売 上 高 は 1 4 億 8 千 8 百 万 円 ( 前 年 同 期 比 2 4 . 4 % 増 ) 、 営 業 損 失 は 1 千 1 百 万 円 ( 前 年 同 期 は 2 千 2 百 万 円 の 営 業 利 益 ) と 増 収 減 益 と な り ま し た。

 

(その他の事業)

産業用機械の製造・販売が 好調に推移し、売上高は13億5千9百万円(前年同期比87.3%増)営業 利益は2億4千8百万円(前年同期比83.4%増)となりました。

(13)

(2)キャッシュ・フローの状況

現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高に比べ10億3千3百万円増 加し、114億4千1百万円となりました。なお、各活動におけるキャッシュ・フローの状況は次のと おりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー )

営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加32億5千1百万円がありましたが、税金 等調整前当期純利益29億9千7百万円、減価償却費15億7千万円、仕入債務の増加12億1千9百万円 等により、38億7千6百万円の収入となりました。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー )

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出14億3千2百万円等によ り、14億9千8百万円の支出となりました。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー )

財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額5億5千1百万円、短期借入金の減少4億 8千8百万円等により、13億4千9百万円の支出となりました。

(14)

2【生産、受注及び販売の状況】 (1)生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称 生産高(百万円) 前年同期比(%) 炭素製品関連 22,922 125.9 炭化けい素製品関連 1,786 158.4 その他 1,359 244.2 合計 26,068 131.1 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 金額は消費税等抜きの販売価格によるものであります。  

(2)受注実績

当社グループの製品中化成品の一部を除いて大部分が見込生産であり、毎月の受注高はおおよ そ同月 の販売高に相当しております。

 

(3)販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称 販売高(百万円) 前年同期比(%) 炭素製品関連 25,116 119.7 炭化けい素製品関連 1,488 124.4 その他 1,359 187.3 合計 27,964 122.1 (注)1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。

(15)

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

今後の経済見通しにつきましては、緩やかな景気の回復が続き、実質GDP成長率は3年連続でプラ スと見込まれております。主な景気のけん引役は個人消費、雇用情勢そして設備投資を中心とした 内需であり、底堅く推移する見通しです。海外に目を向けると、昨今では北朝鮮情勢の緊迫化、米 国の政治・経済動向、中国の景気減速等のかなり強い不安材料が数多く存在し、影響が懸念されま す。これらのリスクは即座に実質経済そのものに影響を与え、更には、金融市場の混乱を招くもの で、長期的にも世界経済の減速につながりかねません。

当社グループを取り巻く事業環境につきましては、電極事業は、中国における環境規制に端を発 した鉄鋼業・製鋼用電極製造業の引き締めの影響を受け、未だ楽観視は出来ないものの、電極市場 全体としては需給の逼迫および売価の上昇が見られております。

このような状況の中、当社は、2018年の方針として本年度は「改革」を追求する為に「総合力を 結集して改革を推進する」を掲げ、改めて全社一丸となって、持続的な成長・発展をグループの総 力をあげ、推進していくものといたします。

そのためには、

① 2018年度実施計画の完遂

② 品質向上・原価低減及び販売力強化の推進 ③ 新技術・次世代製品の開発強化

④ 一層の管理強化による企業体質の改善 ⑤ セグメント別事業の推進

以上の主要施策を当社グループの総力を結集して実行し、収益性および企業価値の向上をはかっ てまいります。

更に、当社は、企業価値の向上および会社の利益ひいては株主共同の利益の実現を目的として、 当社株券等の大量買付行為への対応策を導入しております。

(1)基本的な考え方

当社取締役会は、当社株券等の大量買付行為に関し、たとえそれが当社取締役会の賛同を得ない ものであっても、会社の資産の効率的な運用につながり、企業価値の向上および会社の利益ひいて は株主共同の利益の実現をもたらすものであれば、何ら否定されるべきものではないと考えます。 しかし、このような株券等の大量買付行為の中には、真に会社経営に参加する意思がないにもかか わらず、専ら会社の株価を上昇させて株券等を高値で会社関係者等に引き取らせる目的で行う買付 けなど、企業価値および会社の利益ひいては株主共同の利益を著しく損なうことが明白な、いわゆ る「濫用的買収」が存在する可能性があることは否定できません。

よって、当社株券等に対する大量買付行為が行われた際に、当該大量買付行為に応じるべきか否 かを株主の皆様が適切に判断し、あるいは当社取締役会が株主の皆様に代替案を提案するために必 要な情報や時間を確保したり、株主のために当該買付者に対する協議・交渉等を行うことを可能と したりすることにより、当社の企業価値の向上および株主共同の利益を実現するための合理的な枠 組みとして、当社株券等の大量買付行為への対応策の導入が必要であると判断しました。

(2)当社株券等の大量買付行為への対応策の概要

(16)

 

4【事業等のリスク】

有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要 な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したもの であります。

 

(1)為替変動リスク

当社グループの海外売上高比率は、前連結会計年度が43.3%、当連結会計年度が42.1%となっ ており、その大部分が外貨建取引であります。当社グループでは、為替予約取引や通貨スワップ 取引により、為替変動リスクの経営成績に与える影響 を極力軽減するよう努力してはいるもの の、当該リスクを完全にヘッジできるものではなく、急速な為替相場の変動があれば、経営成績 及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

(2)金利変動リスク

当社グループの長短借入金合計は、当連結会計年度末現在143億9千4百万円となっております 。 当社グループでは、借入金削減による財務体質の強化に努める一方、金利スワップ契約の締結に より、金利変動リスクに対する対応策をとっておりますが、当該リスクを完全にヘッジできるも のではなく、急速な金利変動があれば、経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があ ります。

(3)特定業界への高い依存度

当社グループの売上高の約30%が人造黒鉛電極であり、当該製品はほぼ全量電炉鋼業界向けに 販売しております。よって電炉鋼業界の景気変動が当社グループの経営成績及び財政状態に重大 な影響 を及ぼす可能性があります。

(4)法的規制等

当社グループは、事業を遂行していくうえで、国内外におけるさまざまな法的規制等を受けて おります。法令遵守を基本として事業活動を行っておりますが、関係法令等の変更や規制が強化 された場合、その対応のため人的・物的資源の投入が必要になり、経営成績及び財政状態に重大 な影響 を及ぼす可能性があります。

(5)特定原材料価格の上昇

当社グループは、安定的な原材料確保と最適な価格の維持に努めております。しかしながら、 原油価格の高騰や原材料メーカーの生産体制などにより、原材料の需給が逼迫し原材料価格が上 昇した 場合、経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

(6)自然災害等の発生

当社グループは、製造業として安全衛生管理及び労働災害防止に努めておりますが、大地震等 の自然災害 やテロなどによる生産設備の損壊及び原材料や電力等の供給不足などの不測の事態が 発生した場合、経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。

 

5【経営上の重要な契約等】

当連結会計年度において、当社グループは経営上の重要な契約等は行っておりません。

 

6【研究開発活動】

当 社 グ ル ー プ に お け る 研 究 開 発 活 動は 、 炭 素 製 品 関 連 事 業 に 関 し て 、 当 社 研 究 所 を 中 心 に 行 っ て お り 、 研 究 内 容 は 主 と し て 客 先 ニ ー ズ に対 応 し た 新 製 品 開 発 に ウ エ イ ト を 置 い て お り ま す。 開 発 の 重点は、リチウムイオン二次電池の負極材ならびに炭素繊維関連製品などであります。

このほか将来を見据えての基礎研究活動も並行して進めております。 なお、当連結会計年度の研究開発費は3億4千1百万円であります。 (1)二次電池用電極部材

(17)

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 (1)財政状態の分析

当連結会計年度末における資産合計は、576億5千6百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億6 千万円の増加となりました。流動資産はたな卸資産の減少4億8千8百万円がありましたが、受取手 形及び売掛金の増加32億7千万円により338億4千万円と、前連結会計年度末に比べ34億4千万円の増 加となりました。固定資産は減価償却の進捗がありましたが、投資有価証券の評価額の増加によ り、238億1千5百万円と前連結会計年度末に比べて3億2千万円の増加となりました。

負債合計は、237億5千万円となり、前連結会計年度末に比べ6億6千4百万円の増加となりまし た。流動負債は支払手形及び買掛金12億2千4百万円の増加により、151億7千3百万円と、前連結会 計年度末に比べ19億8千3百万円の増加となりました。固定負債は長期借入金の減少11億1千8百万円 により85億7千6百万円と、前連結会計年度末に比べ13億1千8百万円の減少となりました。

純資産合計は、配当金の支払い5億5千4百万円ならびに業績連動型株式報酬制度「株式給付信託 (BBT)」導入等に伴う自己株式の増加1億4千2百万円がありましたが、親会社株主に帰属する当期純 利益29億6千1百万円等により339億6百万円と、前連結会計年度末に比べ30億9千5百万円の増加とな りました。

 

(2)経営成績の分析

当 社 グ ル ー プ の 状 況 と し ま し て は 、 電 極 製 品 の 市 況 等 の 改 善 傾 向 が 見 え 、 ま た 昨 年 よ り グ ル ー プ 一 丸 と な っ て 取 り 組 ん で き た セ グ メ ン ト 別 事 業 の 最 適 化 や 原 価 低 減 等 の 効 果 が 見 ら れ た 結 果 、 売上高は、前連結会計年度に比べ50億6千1百万円増加し、279億6千4百万円(22.1%増)となりま した。

売上原価は、前連結会計年度に比べ13億8千2百万円増加し、215億1千2百万円となりました。原 価率は、前連結会計年度に収益性低下によるたな卸資産評価損を計上したことによる当期売上原価 の低下等により、76.9%と前連結会計年度に比べ11.0ポイント良化しました。

販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ4億4千6百万円増加し、38億8千2百万円とな り、営業損益は、前連結会計年度に比べ32億3千2百万円増加し、営業利益25億6千9百万円となりま した。

営業外損益は、主として、為替差益や持分法による投資利益等により、前連結会計年度に比べ3 億3千5百万円増加し、4億2千8百万円の利益(純額)となりました。経常損益は前連結会計年度に 比べ35億6千8百万円増加し、経常利益29億9千7百万円となりました。

特別損益は、前連結会計年度は40億8千8百万円の損失(純額)でしたが、当連結会計年度の計上 はございません。この結果、税金等調整前当期純損益は前連結会計年度に比べ76億5千6百万円増加 し、税金等調整前当期純利益29億9千7百万円となりました。

親会社株主に帰属する当期純損益は、上記要因に加え前連結会計年度に比べ税金費用が8億2百万 円減少したこと等により、83億7千4百万円増加し、親会社株主に帰属する当期純利益29億6千1百万 円となりました。

(18)

(3)キャッシュ・フローの状況の分析

現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末残高に比べ10億3千3百万円増 加し、114億4千1百万円となりました。

①営業活動によるキャッシュ・フロー

営業活動によるキャッシュ・フローは、売上債権の増加額32億5千1百万円、法人税等の支払額 2億2千5百万円がありましたが、税金等調整前当期純利益 29億9千7百万円、減価償却費15億7千万 円、仕入債務の増加12億1千9百万円、たな卸資産の減少額5億1千3百万円等により、38億7千6百 万円の収入となりました。

②投資活動によるキャッシュ・フロー

投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出14億3千2百万円等によ り、14億9千8百万円の支出となりました。

③財務活動によるキャッシュ・フロー

(19)

第3【設備の状況】

1【設備投資等の概要】

当社グループ(当社及び連結子会社、以下同じ)は、生産設備の合理化、製品 の品質の向上及び新 製品の開発を目的とした投資を行っております。当連結会計年度の設備投資(有形固定資 産受入ベー ス数値。金額に消費税等を含みません 。)内訳は、次のとおりであります。

  当連結会計年度  

炭素製品関連 1,316 百万円

炭化けい素製品関連 120 〃

その他 32 〃

合計 1,468 〃

なお、その所要資金については、自己資金及び借入金により充当いたしました。

 

2【主要な設備の状況】

当社グループは、その設備の状況をセグメントごとの数値とともに主たる設備 の状況を開示する方 法によっております。

当連結会計年度末における状況は、次のとおりであります。 (1)セグメント内訳

平成29年12月31日現在  

セグメントの名称

帳簿価額(百万円)

従業員数 (名) 建物

及び構築物

機械及び装置

土地 (面積㎡)

その他 合計

炭素製品関連 2,598 1,846

3,567 (857,864) [233,690]

382 8,395 524

炭化けい素製品関連 3,211 3,420

- (17,931)

49 6,682 49

その他 454 7

29 (57,749)

14 506 41

小計 6,265 5,275

3,597 (933,544) [233,690]

446 15,584 614

消去又は全社 - △177 △74 △41 △294 -

合計 6,265 5,097

3,522 (933,544) [233,690]

405 15,290 614

(20)

(2)提出会社

平成29年12月31日現在  

事業所名 (所在地)

セグメント の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業員数 (名) 建物

及び構築物

機械 及び装置

土地 (面積㎡)

その他 合計 富山工場

(富山県富山市)

炭素製品関連

電極製造設 備他

47 233

- (233,081)

45 326 45

山梨工場

(山梨県山梨市)

炭素製品関連

開発品製造 設備

24 6

- (19,937) [16,419]

0 31 9

滋賀工場

(滋賀県近江八幡 市)

炭素製品関連 及び不動産賃 貸関連

ファインカ ーボン製造 設備他

1,021 684

2,965 (152,805)

92 4,765 48

白河工場

(福島県白河市)

炭素製品関連

ファインカ ーボン製造 設備

374 52

198 (41,240)

0 626 11

 

(3)国内子会社

平成29年12月31日現在  

会社名

事業所名 (所在地)

セグメント の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業 員数 (名) 建物

及び構築物

機械 及び装置

土地 (面積㎡)

その他 合計

新日本テク ノカーボン ㈱

本社工場 (宮城県黒 川郡大郷 町)

炭素製品 関連

ファインカ ーボン製造 設備

1,150 501

195 (395,319) [198,033]

164 2,012 128

日本カーボ ンエンジニ アリング㈱

本社工場 (富山県富 山市)

炭素製品 関連及び その他

ファインカ ーボン及び 産業機械製 造設備

183 11

29 (19,134)

15 239 57

九州炭素工 業㈱

本社工場 (福岡県糟 屋郡宇美 町)

炭素製品 関連

ファインカ ーボン製造 設備

11 16

6 (4,607)

0 34 15

京阪炭素工 業㈱

本社工場 (三重県伊 賀市)

炭素製品 関連

ファインカ ーボン製造 設備

126 51

42 (12,372)

0 220 35

東北テクノ カーボン㈱

本社工場 (宮城県黒 川郡大郷 町)

炭素製品 関連

ファインカ ーボン製造 設備

21 218

- (19,238)

10 250 115

NGSアド バンストフ ァイバー㈱

本社工場 (富山県富 山市)

炭化けい 素製品 関連

ファインカ ーボン製造 設備

3,211 3,420

- (17,931)

 

49 6,682 49

(21)

(4)在外子会社

平成29年12月31日現在  

会社名

事業所名 (所在地)

セグメント の名称

設備の内容

帳簿価額(百万円)

従業 員数 (名) 建物

及び構築物

機械 及び装置

土地 (面積㎡)

その他 合計

中央炭素股 份有限公司

中壢工場 (中華民国 桃園県)

炭素製品 関連

炭素製品製 造設備

58 84

158 (4,852)

8 310 46

(注)1 金額に消費税等は含めておりません。

2 [ ]は、連結会社以外からの賃借中の土地であり内数であります。なお、年間賃借料は76百万円でありま す。

3 帳簿価額のうちその他は、車両運搬具及び工具器具備品であり、建設仮勘定を含んでおります。  

3【設備の新設、除却等の計画】 (1)重要な設備の新設等

連結子会社NGSアドバンストファイバー㈱において、試験操業中であった炭化けい素連続繊 維の生産設備となる第2工場は平成29年12月に認証が完了し、本稼働しております。

 

(2)重要な設備の除却等

経常的な設備の更新のための除却等を除き、重要な設備の除却等の計画はありません。

(22)

第4【提出会社の状況】

1【株式等の状況】 (1)【株式の総数等】

①【株式の総数】

種類 発行可能株式総数(株)

普通株式 40,000,000 計 40,000,000 (注)当社は、平成29年3月29日開催の第158回定時株主総会決議により、同年7月1日付にて株式の併合(10株を1株に 併合し、発行可能株式総数を400,000千株から40,000千株に変更)を実施したため、当社の発行可能株式総数は360,000千 株減少し、40,000千株となっております。

 

②【発行済株式】

種類

事業年度末現在 発行数(株) (平成29年12月31日)

提出日現在 発行数(株) (平成30年3月28日)

上場金融商品取引所名 又は登録認可金融 商品取引業協会名

内容

普通株式 11,832,504 11,832,504

東京証券取引所 (市場第一部)

完全議決権株式であり、権利 内容に何ら限定のない当社に おける標準となる株式。 単元株式数100株。 計 11,832,504 11,832,504 - -

(注)当社は、平成29年3月29日開催の第158回定時株主総会決議により、同年7月1日付にて株式の併合(10株を1株 に併合)を実施したため、当社の発行済株式総数は106,492千株減少し、11,832千株となっております。また、当社は、 同年2月10日開催の取締役会決議により、同年7月1日付にて当社の単元株式数を1,000株から100株に変更しておりま す。

 

(2)【新株予約権等の状況】 該当事項はありません。

 

(3)【行使価額修正条項付新株予約権付社債券等の行使状況等】 該当事項はありません。

 

(4)【ライツプランの内容】 該当事項はありません。

 

(5)【発行済株式総数、資本金等の推移】

年月日

発行済株式 総数増減数

(株)

発行済株式 総数残高

(株)

資本金増減額 (百万円)

資本金残高 (百万円)

資本準備金 増減額 (百万円)

資本準備金 残高 (百万円) 平成29年1月1日~

平成29年12月31日 (注)

△106,492,541 11,832,504 - 7,402 - 1,851

(23)

(6)【所有者別状況】

平成29年12月31日現在  

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満 株式の状況

(株) 政府及び

地方公共 団体

金融機関

金融商品 取引業者

その他の 法人

外国法人等

個人 その他

計 個人以外 個人

株主数 (人)

- 46 48 82 105 5 9,361 9,647 ― 所有株式数

(単元)

- 26,346 4,081 5,477 32,116 16 49,796 117,832 49,304 所有株式数

の割合(%)

- 22.4 3.5 4.6 27.3 0.0 42.3 100.00 ― (注)1 自己株式743,947株は「個人その他」に7,439単元及び「単元未満株式の状況」に47株含めて記載しておりま

す。なお、自己株式743,947株は、株主名簿記載上の株式数であり、平成29年12月31日現在の実質保有残高 は、743,847株であります。

(24)

(7)【大株主の状況】

    平成29年12月31日現在

氏名又は名称 住所

所有株式数 (千株)

発行済株式 総数に対する

所有株式数 の割合(%) 日本トラスティ・サービス信託

銀行株式会社

東京都中央区晴海1-8-11 840 7.10 MSCO CUSTOMER S

ECURITIES

(常任代理人 モルガン・スタン レーMUFG証券株式会社)

1585 BROADWAY NEW YOR K, NEW YORK 10036, U. S.A.

(東京都千代田区大手町1-9-7)

561 4.75

株式会社みずほ銀行 東京都千代田区大手町1-5-5 551 4.66 CHASE MANHATTAN

BANK GTSCLIENTS ACCOUNT ESCROW (常任代理人 みずほ銀行決済営 業部)

5TH FLOOR,TRINITY TOW ER9,THOMAS MORE STREE T LONDON,E1W 1YT,UNIT ED KINGDOM

(東京都港区港南2-15-1)

481 4.07

日本生命保険相互会社 東京都千代田区丸の内1-6-6 380 3.22 UBS AG LONDON A

/C IPB SE

(常任代理人 シティバンク、エ ヌ・エイ東京支店)

BAHNHOFSTRASSE 45, 8001 ZURICH, SWITZERL AND

(東京都新宿区新宿6-27-30)

357 3.02

GOLDMAN SACHS I NTERNATIONAL (常任代理人 ゴールドマン・サ ックス証券株式会社)

133 FLEET STREET LOND ON EC4A 2BB U.K.

(東京都港区六本木6-10-1)

325 2.75

住友商事株式会社 東京都中央区晴海1-8-11 210 1.78 日本マスタートラスト信託銀行株

式会社

東京都港区浜松町2-11-3 206 1.74 NORTHERN TRUST

CO.(AVFC)

(常任代理人 香港上海銀行東京 支店 カストディ業務部)

50 BANK STREET CANARY WH ARF LONDON E14 5N T, UK

(東京都中央区日本橋3-11-1)

159 1.34

計 - 4,074 34.43 (注)1 上記所有株式数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりであります。

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 840千株 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 206千株

2 上記のほか当社所有の自己株式 743千株(6.29%)、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式45千株があ ります。

(25)

(8)【議決権の状況】 ①【発行済株式】

平成29年12月31日現在  

区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容

無議決権株式 - - -

議決権制限株式(自己株式等) - - - 議決権制限株式(その他) - - - 完全議決権株式(自己株式等)

(自己保有株式)

普通株式 743,800

権利内容に何ら限定のない当社 における標準となる株式 完全議決権株式(その他) 普通株式 11,039,400 110,394 同上 単元未満株式 普通株式 49,304 - 同上 発行済株式総数 11,832,504 - - 総株主の議決権 - 110,394 -

(注)1.単元未満株式には、当社所有の自己株式47株が含まれております。

2.「完全議決権株式(その他)」の普通株式には、株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有 していない株式が0千株(議決権1個)含まれております。

3.「完全議決権株式(その他)」の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が1千株(議決権 15個)含ま れております。

4.「完全議決権株式(その他)」には、株式給付信託(BBT)が保有する当社株式45千株(議決権の数450個) が含まれております。

5.当社は、平成29年3月29日開催の第158回定時株主総会決議により、同年7月1日付にて株式の併合(10株 を1株に併合)を実施したため、当社の発行済株式総数は106,492千株減少し11,832千株となっておりま す。また当社は、同年2月10日開催の取締役会決議により、同年7月1日付にて当社の単元株式数を1,000 株から100株に変更しております。

②【自己株式等】

平成29年12月31日現在  

所有者の氏名又は名称 所有者の住所

自己名義 所有株式数

(株)

他人名義 所有株式数

(株)

所有株式数 の合計 (株)

発行済株式 総数に対する

所有株式数 の割合(%) (自己保有株式)

日本カーボン株式会社

東京都中央区京橋 2-14-1

743,800 - 743,800 6.29 計 - 743,800 - 743,800 6.29 (注)1.「自己名義所有株式数」のほか、株主名簿上は当社名義となっておりますが、実質的に所有していない株式

が0千株あります。

2.株式給付信託(BBT)が保有する当社株式45千株は、上記の自己株式には含まれておりません。  

(9)【ストックオプション制度の内容】 該当事項はありません。

(26)

(10)【従業員株式所有制度の内容】

当社は、平成29年3月29日開催の第158回定時株主総会決議に基づき、取締役の中長期的な業績の向 上と企業価値の増大に貢献する意識を高めることを目的として、業績連動型株式報酬制度「株式給付信 託(BBT)」を導入しております。

 

1.本制度の概要

本制度は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託(以下、本制度に基づき設定される信託 を「本信託」といいます。)を通じて取得され、取締役に対して、当社が定める役員株式給付規定に従 って、当社株式及び当社株式を時価で換算した金額相当の金銭(以下「当社株式等」といいます。)が 本信託を通じて給付される業績連動型株式報酬制度です。なお、取締役が当社株式等の給付を受ける時 期は、原則として取締役の退任時となります。

 

①当社は、第158回株主総会において 、本制度について役員報酬の決議を得て、第158回株主総会で承認 を受けた枠組みの範囲内において、「役員株式給付規定」を制定します。

②当社は、①の第158回株主総会で承認を受けた範囲内で金銭を信託します。

③本信託は 、②で信託された金銭を原資 として当社株式を、取引市場を通じて又は当社の自己株式 処分 を引き受ける方法により取得します。

④当社は、「役 員株式給付規定」に基づき 取締 役にポイントを付与します。なお、取締役に 付与された ポ イ ン ト は 、 各 付 与 日 か ら 3 年 後 に 、 当 該 3 年 間 の 株 価 の 変 動 幅 に 応 じ て 、 予 め 定 め ら れ た 評 価 係 数 (0.8~1.2の範囲)を乗じることにより調整されます。

⑤本信託は 、当社から独立した信託管理人 の指図に従い、本信託勘定内の当社株式に係る議決 権を行使 しないこととします。

⑥本信託は、取締役を退任した者のうち「役員株式給付規定」に定める受益者要件を充たした者(以下 「受益者」といいます。)に対して、当該受益者に付与され、調整されたポイント数に応じた当社株式 を給付します。ただし、取締役が「役員株式給付規定」に定める要件を充たす場合には、ポイントの一 定割合について、当社株式の時価相当の金銭を給付します。

(27)

2.本信託の概要

(1)名称 :株式給付信託(BBT)

(2)委託者 :当社

(3)受託者 :みずほ信託銀行株式会社

(再信託受託者:資産管理サービス信託銀行株式会社)

(4)受益者 :取締役を退任したもののうち役員株式給付規定に定める受益者要件

を満たす 者

(5)信託管理人 :当社と利害関係のない第三者を選定

(6)信託の種類 :金銭信託以外の金銭信託(他益信託)

(7)本信託契約の締結日 :平成29年5月19日

(8)金銭を信託日 :平成29年5月19日

(9)信託の期間 :平成29年5月19日から信託が終了するまで

(特定の終了期日は定めず、本制度が継続する限り信託は継続しま す。)

 

3.株式給付信託(BBT)が当社株式を取得する株式総数又は総額

当社は平成29年5月19日付で157百万円を拠出し、株式給付信託(BBT)が株式数450千株、135百万円 を取得しております。

(注)平成29年3月29日開催の第158回定時株主総会の決議により、同年7月1日付にて普通株式10株を1株とする株式 併合を実施いたしました。そのため、当該自己株式の期末株式数は45千株となっております。

 

4.株式給付信託(BBT)による受益権その他の権利を受けることができるものの範囲

取締役を退任した者のうち「役員株式給付規定」に定める受益者に対して、当該受益者に付与さ れ、調整されたポイント数に応じた当社株式を給付します。ただし、取締役が「役員株式給付規定」 に定める要件を充たす場合には、ポイントの一定割合について、当社株式の時価相当の金銭を給付し ます。

(28)

2【自己株式の取得等の状況】

【株式の種類等】 会社法第155条8号による普通株式の取得、会社法第155条3号による普通株式 の取得及び会社法第155条第7号による普通株式の取得

(1)【株主総会決議による取得の状況】 該当事項はありません。

 

(2)【取締役会決議による取得の状況】 該当事項はありません。

 

(3)【株主総会決議又は取締役会決議に基づかないものの内容】

 

区分 株式数(千株) 価額の総額(百万円) 当事業年度における取得自己株式 7 4 当期間における取得自己株式 0 1 (注) 当期間における取得自己株式には、平成30年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取に

よる株式数は含めておりません。  

(4)【取得自己株式の処理状況及び保有状況】

区分

当事業年度 当期間 株式数(千株)

処分価額の総額 (百万円)

株式数(千株)

処分価額の総額 (百万円)

その他 - - - -

保有自己株式数 743 - 744 - (注) 当期間における保有自己株式には、平成30年3月1日から有価証券報告書提出日までの単元未満株式の買取及

(29)

3【配当政策】

当社では、配当については、収益状況に対応した配当を行うことを基本としつつ、収益基盤の確 保、強化のため内部留保の充実、財務体質の強化により、将来における安定した配当の維持を重要 な責務と考えております。

当社の剰余金の配当は、基本的には中間配当及び期末配当の年2回行うこととしております。配 当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。

当期の剰余金の配当については、資金需要に配慮しつつ、長期的かつ安定的な配当を実施すると いう基本方針に基づき、1株当たり50円といたしました。

なお、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。

 

(注) 基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。 決議機関 決議年月日

配当金の総額 (百万円)

1株当たり配当額 (円)

定時株主総会 平成30年3月28日 554 50  

4【株価の推移】

(1)【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】

回次 第155期 第156期 第157期 第158期 第159期 決算年月 平成25年12月 平成26年12月 平成27年12月 平成28年12月 平成29年12月 最高(円) 261 250 450 307 5,080 最低(円) 161 166 223 156 2,290 (注) 最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

 

(2)【最近6月間の月別最高・最低株価】

月別 7月 8月 9月 10月 11月 12月 最高(円) 3,895 4,125 4,395 4,945 4,880 5,070 最低(円) 3,245 3,480 3,920 4,355 4,285 4,285 (注) 最高・最低株価は東京証券取引所市場第一部におけるものであります。

(30)

5【役員の状況】

男性8名 女性0名 (役員のうち女性の比率0%)

役名 職名 氏名 生年月日 略歴

任 期

所有 株式 数 (千 株)

代表取締役 会長

- 本 橋 義 時

昭和23年 5月10日生

昭和47年4月 当社入社

注 3

5 平成20年8月 当社執行役員生産技術本部滋賀工場製造部長

平成20年10月 当社執行役員生産技術本部滋賀工場長 平成21年3月 当社取締役生産技術本部滋賀工場長 平成23年1月 当社常務取締役生産技術本部富山工場長 平成25年1月

平成26年2月 平成27年3月

 

平成29年1月

当社常務取締役生産技術本部長兼生産技術部長 当社代表取締役副社長兼生産技術本部長兼生産技術部長

当社代表取締役副社長兼生産技術本部長兼生産技術部長兼開発本部 長

当社代表取締役会長(現)

代表取締役 社長

- 宮 下 尚 史

昭和39年 2月8日生

平成4年6月 平成23年1月 平成23年11月 平成24年1月 平成24年3月 平成25年1月 平成25年9月 平成27年1月 平成27年3月 平成28年1月 平成29年1月

当社入社

当社執行役員営業本部FC販売第1部長兼大阪支店長 当社執行役員FC販売第1部長兼FC販売第2部長兼大阪支店長 当社執行役員営業本部副本部長兼FC販売第1部長兼FC販売第2部長 当社取締役営業本部副本部長兼FC販売第1部長兼FC販売第2部長 当社取締役営業本部長兼FC販売第1部長兼FC販売第2部長 当社取締役営業本部長兼FC販売第1部長

当社常務取締役営業本部長兼FC販売部長 当社常務取締役営業本部長

当社専務取締役営業・企画本部長 当社代表取締役社長(現)

注 3

1

取締役副社 長

- 美 浦 敬 一

昭和29年 6月6日生

昭和53年4月 ㈱富士銀行入行

注 3

1 平成19年4月 当社入社、執行役員経営管理本部総合企画部長

平成21年4月 当社上席執行役員経営管理本部副本部長兼総合企画部長 平成22年3月 当社取締役経営管理本部長兼総合企画部長

平成24年1月 当社常務取締役経営管理本部長 平成27年1月

平成28年1月 平成29年1月 平成30年3月

当社専務取締役経営管理本部長 当社専務取締役管理本部長 当社専務取締役

当社取締役副社長(現)

取締役

 

 

高 橋 明 人

昭和50年 3月30日生

 

平成12年4月 平成17年4月 平成21年9月 平成22年12月

 

平成24年3月 平成24年12月 平成27年3月 平成27年12月 平成30年3月

弁護士登録

ニューヨーク州弁護士登録 高橋・片山法律事務所開設

株式会社興人ホールディングス(旧株式会社興人)監査役(社外監 査役)

当社監査役

株式会社ACKグループ監査役(社外監査役) 当社取締役(現)

株式会社ACKグループ取締役(社外取締役)(現)

オーエスジー株式会社 取締役監査等委員(社外取締役)(現) 注 3

-取締役

 

 

富 川 正

昭和13年 7月17日生

 

昭和37年4月 平成2年10月 平成3年10月 平成6年6月 平成10年3月 平成14年3月 平成17年6月

 

平成24年6月 平成26年6月 平成28年3月

安田信託銀行株式会社入行 同行営業統括部営業推進第2部長 安信住宅販売株式会社常務取締役 日本橋サービス株式会社代表取締役 当社社外監査役(常勤)

当社社外監査役退任

社団法人日本産業退職者協会(現 公益社団法人日本産業退職者協 会)常任理事

公益社団法人日本産業退職者協会理事 公益社団法人日本産業退職者協会参与(現) 当社取締役(現)

注 3

1

(31)

 

役名 職名 氏名 生年月日 略歴 任期 所有 株式数 (千株) 常勤監査役 - 舘 和 行

昭和26年 12月3日生

昭和50年4月 当社入社

注4 1 平成17年4月 当社執行役員営業本部ファインカーボン販売部長

平成21年4月 当社次席執行役員営業本部ファインカーボン販売部長 平成22年3月 当社常勤監査役(現)

常勤監査役 - 荒 木 繁

昭和31年 4月28日生

昭和56年4月 安田信託銀行株式会社入行

注4 0 平成17年7月 みずほ信託銀行株式会社総合基金営業部長

平成22年8月 みずほトラストオペレーションズ株式会社常務執行役員 平成24年3月 当社常勤監査役(現)

監査役 - 佐々木 光 雄

昭和24年 3月6日生

昭和55年9月 公認会計士登録

注5 0 昭和59年9月 税理士登録

昭和59年10月 平成3年4月

公認会計士佐々木光雄事務所設立 東光監査法人代表社員(現) 平成27年3月 当社監査役(現)

計 11

(注)1 取締役 高橋 明人氏及び取締役 富川 正氏は、社外取締役であります。 また、東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。 2 常勤監査役 荒木 繁氏及び監査役 佐々木 光雄氏は、社外監査役であります。

また、東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ております。

3 任期は平成29年12月期に係る定時株主総会の終結の時から平成30年12月期に係る定時株主総会の終結の時ま でであります。

4 任期は平成27年12月期に係る定時株主総会の終結の時から平成31年12月期に係る定時株主総会の終結の時ま でであります。

5 任期は平成26年12月期に係る定時株主総会の終結の時から平成30年12月期に係る定時株主総会の終結の時ま でであります。

6 当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項会社法改正により 補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

氏名 生年月日 略歴 任期

所有 株式数 (千株)

小 西 勇 二

昭和25年 8月1日生

昭和48年4月 ㈱富士銀行入行

(注) - 平成17年4月

平成21年6月 平成25年10月 平成26年6月 平成26年6月

みずほ情報総研㈱常務執行役員 みずほスタッフ㈱取締役副社長

みずほビジネスパートナー㈱取締役副社長 みずほ投信投資顧問㈱非常勤監査役

キョーリン製薬ホールディングス㈱社外監査役(現) (注) 任期は就任した時から退任した監査役の任期満了の時までであります。

(32)

6【コーポレート・ガバナンスの状況等】 (1)【コーポレート・ガバナンスの状況】

当社は、経営の効率性、透明性を確保し、企業価値の向上を図ることをコーポレート・ガ バナンスの基本方針、目的としており、コーポレート・ガバナンスの充実を図ることによ り、事業環境の急変に即応できる経営体制の構築を推進しております。

 

① 企業統治の体制

1)企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由

当社は監査役制度を採用しており、取締役会、監査役(会)、及び会計監査人を設置して おります。取締役会においては、意思決定と取締役の業務執行の監督を行っております。業 務執行を迅速かつ効率的に行うため、内部統制機能の充実、職務権限規定等の運用を行うこ とにより、その実効性を図っております。また、コンプライアンスを含むリスク管理、経営 の透明性確保や公正な情報開示等の取り組みを行っております。これら取締役の職務の執行 に当たり、監査役は監査機能を担い、取締役会と監査役(会)はひとつの枠組みの中でそれ ぞれの機能を果たすことでガバナンス体制が構築されており、充分に機能していると判断し ていることから、現状の体制を採用しております。今後も引き続き、業務の効率性アップ、 リスク管理の強化、経営の透明性確保に向け、ガバナンス体制の充実を図ってまいります。 当社は、会社法第427条第1項に基づき、社外取締役および社外監査役との間において、 会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づ く損害賠償責任限度額は法令が定める額としております。なお、当該責任限定が認められる のは、当該社外取締役および社外監査役が責任の原因となった職務の遂行について善意でか つ重大な過失がないときに限られております。

イ.取締役及び取締役会

当社の取締役は15名以内とする旨を定款で定めております。有価証券報告書提出日現 在、取締役は5名であり、うち2名が社外取締役であります。取締役会は原則として月2 回、また必要に応じて適宜開催され、経営の基本方針を決定するとともに、業務執行の監 督を行い、重要事項の報告を受けております。

ロ.執行役員

有価証券報告書提出日現在、執行役員は9名であります。執行役員は、取締役及び取締 役会が決定する基本方針のもと、分掌する業務の責任を担い執行しております。

ハ.監査役及び監査役会

監査役は3名(常勤2名、非常勤1名)であり、うち2名(常勤1名、非常勤1名)が 社外監査役であります。監査役は、会計監査人や内部監査室との相互連携により、監査実 効性の充実を図っております。

 

2)内部統制システムの整備の状況

当社は、会社法及び会社法施行規則に基づき、以下のとおり、当社の業務の適正を確保す るための体制を整備しております。

イ.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制

文書規定に従い、取締役の職務執行に係る情報を文書または電磁的媒体(以下「文書 等」)に記録し、保存しております。取締役及び監査役は、常時、これらの文書等を閲覧 できるものとしております。

ロ.損失の危険の管理に関する規定その他の体制

危機の発生について全力を挙げてその予防を図ると共に、万一発生した危機に対して は、正確かつ迅速に、誠意を持って解決にあたり、会社の社会的信用の維持と損害の軽減 に努めることを基本方針として、危機管理基本マニュアルを制定しております。

ハ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制

参照

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